何で髪はうねったりクセがでるの?その対策は?
こんにちは!
スタイリストの中村です。
湿気の多いシーズンや雨の日は、朝しっかりセットしても広がったりうねったりと、髪の悩みは尽きませんよね。
みなさんはどう対策されていますか?
こういったときは、髪がまとまらない原因をふまえて適切な対策をとることが大切になってきます。
なぜ湿気の多い夏や雨の日は髪がまとまらなくなってしまうのか、、、?
原因をみていきましょう!
◆水分を吸収しやすい髪質
髪の毛は水分を「吸収しやすい」髪質と、「吸収しにくい」髪質に分けられます。
このうち、水分を吸収しやすい髪質の方が、湿気の影響を大きく受け髪の毛が広がったりうねったりしやすくなります。
くせ毛やねこっ毛の方は水分を吸収しやすい髪質を持っています。
◆カラーやパーマなどによるダメージ
外的要因による髪へのダメージも、湿気で髪がまとまらなくなる原因となります。
・カラーやパーマによる薬剤ダメージ
・アイロンやコテなどによる熱ダメージ
・ブラッシングや枕によって生じる摩擦ダメージ
・日光による紫外線ダメージ
このようなダメージが蓄積すると、キューティクルが傷つき髪が水分を吸収しやすくなってしまいます。
その結果髪が水分を吸い、うねりやクセがでてくるのです。
これらの原因をふまえて、おすすめのヘアケア方法と、スタイリングのコツ等をご紹介します。
①シャンプー、トリートメントを保湿・補修力の高いものにする。
湿気が多い時期は、髪の水分やダメージを補う保湿・補修力の高いシャンプーやトリートメントに変えるのはひとつの方法です。
毎日使うものだからこそ、自分に合ったものを見つけたいですね。
また、シャンプーするタイミングは朝よりも夜の方が髪のまとまりがよくなります。
シャンプー、トリートメントを見直すとともに、タイミングも見直してあげるといいですね。
②乾かす前にヘアオイルをつける。
油分のあるアウトバストリートメントをつけると、髪を保湿、コーティングしてくれて熱や摩擦から髪を守ってくれます。
また、髪がコーティングされることで湿気の多い日も髪が水分を吸収しにくくなる効果もあります。
③髪の毛は完全に乾かす。
髪を乾かすのが面倒で、自然乾燥や途中までしか乾かしていないなんて方もいるのではないでしょうか?
髪の毛はタオルドライしたらすぐに乾かしましょう!
毛先まで完全に乾かし、最後は冷風で仕上げてあげると、キューティクルが引き締まりツヤのある仕上がりになりますよ。
④スタイリングは丁寧に、そしてスタイルに合わせたスタイリング剤を。
コテやストレートアイロンでセットするときは、ブロッキングをとり毛束を少なめに丁寧にスタイリングしていけば、仕上がりはもちろん、持ちも変わってきます。
また、カールスタイルならスプレータイプのスタイリング剤、ストレートスタイルならオイルやミルクタイプのスタイリング剤がおすすめです。
スタイルに合わせてスタイリング剤も変えていきましょう。
⑤生活習慣を見直す
偏った食生活や過度なダイエットなどで栄養が不足してしまうと、身体などに害がでるだけでなく、髪の毛にも影響が出てきてしまいます。
食生活や睡眠など、普段の生活を見直してみましょう。
⑥縮毛矯正やストレートパーマをかける
「ケアはしているけど、やっぱりクセが気になる、、、」
中にはそんな方もいらっしゃると思います。
そんな方には、縮毛矯正やストレートパーマをかけるのもひとつの方法です。
クセの強さや髪のダメージを見て、全体にかけた方がいいのか、ポイントでかけた方がいいのか、縮毛矯正がいいのか、ストレートパーマがいいのか、お客様一人ひとりに合わせてご提案しますので、お悩みの方はご相談下さい。
クセやうねりでお悩みの方は多いと思いますが、正しいケアやスタイリング方法で湿気に負けずおしゃれを楽しみましょう。
orgo 中村優美