静電気が髪のダメージにつながる?!
こんにちは!
スタイリストの中村です。
乾燥の季節と共にやってくる静電気⚡
静電気のせいでアホ毛がふわふわしたり、髪が広がってまとまらない、、、なんて悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、静電気が発生する原因と一緒に、今日からできる髪の毛への予防・対策方法をご紹介します!
静電気とは?
地球上のすべての物質は電気を帯びています。
電気はプラスとマイナスで構成されており、通常はプラスとマイナスが同じ数だけ存在し、お互いに均衡を保っています。
しかし、性質が異なるものどうしが触れるとバランスが崩れてしまいます。
この、プラスとマイナスの電気のバランスが崩れた状態を静電気と呼びます。
静電気を帯びている状態はバランスが悪いため、異なる性質のものに触れたり近づいたりすると、バランスを取り戻そうとプラスの電気やマイナスの電気が放電されます。
これによりパチッと指先に痛みを感じたり、髪の毛が顔にまとわりついたりするわけです。
髪の静電気の原因とは?
①乾燥
髪に静電気が起きる一番の原因は乾燥です。
②摩擦
ブラッシングなどの摩擦も静電気の原因になります。
静電気が招く髪や頭皮への悪影響は?
静電気が起きると、髪表面のキューティクルがはがれやすくなり、髪のダメージに繋がります。
キューティクルがはがれた部分からは髪内部のたんぱく質や水分が流出し、パサつきがひどくなり髪がまとまらない原因に。
また、静電気には頭皮にも悪影響を及ぼします。
乾燥して帯電した頭皮は、ちりやほこりを寄せ付けてしまいます。
ちりやほこりには多種多様の病原菌が付着していることがあり、これらが頭皮につくことで頭皮のかゆみなど様々なトラブルを引き起こすこともあるのです。
予防・対策方法は?
❶湿度を保つ
冬場は湿度が低く、暖房によりどうしても乾燥しがちです。
加湿器で湿度を保ち乾燥を防ぐことで、静電気防止につながります。
❷髪をしっかり保湿する
髪の乾燥は静電気の影響が出るほか、パサつきなどのヘアダメージにもつながります。
シャンプーやトリートメントを保湿力の高いものに見直し、ドライヤーで乾かす前にはアウトバストリートメントをしっかりつけてから乾かしましょう。
乾かした後もトリートメントを毛先につけてあげれば、乾燥知らずの潤った髪をキープできます。
❸静電気防止のヘアブラシを使う
普段使っているブラシを、静電気を抑えてくれたり、除去してくれる効果のあるブラシに替えましょう!
髪のコンディションを整え、ダメージから守ってくれます。
こう見ていくと、静電気は日頃のちょっとしたケアで予防できます。
基本的には髪の乾燥を防ぐことが重要になってくるので、ヘアケアも兼ねて静電気対策をしてみてはいかがでしょうか?
秋冬もきれいな髪でおしゃれを楽しみましょう♩
orgo 中村優美